説明文
説明的文章の読解
●説明的文章(説明文・論説文・それに近い随筆文)の組み立てを視覚的にとらえる。
●全体構造と段落構造を把握する。
●機械的に接続語を囲まない。⇒最初の30分でわかる正しい接続語の扱い方。
●基礎から学ぶ場合は文章構成のはっきりした文章から。
マンスリー・組分けテストに頻出の筋道
論説文に多い筋道・構成を例にとってみます。
A①考え もしくは問題の投げかけ+投げかけた理由など
↓
A①に沿った具体例・体験談
↓
A②考えA①のバリエーション
↓
B…A(①+②)をふまえた新しい考え
↓
Bに沿った具体例・体験談
↓
C・AとBの総括/もしくはBの総括)
・結論
設問(その回のテストによって変わりますが、一例を挙げておきます)
①語句の知識・接続語の問題。
②Aの意味段落をたずねる問題。
③Bの意味段落をたずねる問題。
④A→B→C(もしくはB→Cなど)と流れをふまえて、全体的な理解をたずねる問題(おおむね10点の記述、後方の設問に出現)。
※何故か早稲アカ生は、C(文章の最後)を写す傾向があります。
※文章の大局をとらえず、キーワードや接続語をぐるぐる囲み、本質的理解よりも機械的作業に労力をとられている(理解をうながすための補助的手段としての印付けなら良いのでしょうが、多くの場合、「理解」と「手先の動作」に乖離[かいり]が見られ、労力の割には効果が小さくなっているということです。)お子様が大勢いらっしゃいます。
※マンスリーテスト・組分けテストでは上記のような設問配置で出題されていることが多いです。