よくある質問

よくある質問_家庭教師国語

指導成果はどれくらい見込めるか

人差はありますが、以下のような成果を達成しております。

指導の成果は個人のやる気・集中力・努力・志望校への熱意…により個人差がございますが、本人にやる気とねばり強さがあれば指導成果は必ずあらわれます。たとえ追い込みの時期になってもなお国語が足を引っ張っている状況であっても、あきらめずにお子様・親御様・家庭教師それぞれ、努力したいものです。

四谷合不合で国語偏差値40~45(平均偏差値43)の状態からのご依頼。お子様は目標に対して一途で努力を厭わないタイプ。8月の講習中から追い込みをかけた。親御様の徹底的なサポートと講師の連携により、秋の合不合では偏差値63をとれるなど平均偏差値が55まで上昇した。国語でリードして第一志望(昭和学院秀英)に合格。
国語は中学受験 国語専門のみの集中指導。指導全6ヶ月 6年生の8月から受験まで

マンスリーテストの偏差値で30台が連続し、成績が下降したのを受けてのご依頼。比較的緩やかな上がり方。成績に波が生じがちであったが、徐々に国語の偏差値が上がっていき、最終的には平均偏差値が50弱~50強のところまで上昇、安定傾向を見せた。直前期にはさらに学力が伸長、50以上が続き東邦大学付属東邦中(12月の推薦入試)に合格。
SAPIX生。指導全12ヵ月 5年生の12月から6年生の11月まで
偏差値が30台に低迷したのを受けてのご依頼。基礎固めからスタートするとともに、サピックスのテストの見直しにも力を入れた。緩やかに、着実に上がっていく上がり方であった。記号問題のしぼりこみに自信がつくことで、翌月の復習テストで50を超えることができた。さらに力が安定するように指導を継続、年明けの組分けテストでも偏差値50程度をとれた。指導は5年生で修了。
SAPIX生。指導全10ヵ月 5年生の6月から翌年の3月まで
受験直前約3ヶ月の集中指導。四谷合不合で国語の偏差値40前後からのご依頼。週一回の指導+添削指導を1ヶ月半継続する中で、課題の点数が次第に上昇。そうした兆候の見られる中、12月の合不合第6回では偏差値60を取れた。しかしながら第一志望校の過去問では5割程度と苦戦したため、年末から指導回数を増やし過去問に特化した指導を継続的に行なった。第一志望(明治大付属中野八王子中)に合格。指導内容を真面目に実行できるお子様だったため、本人の成長が早く短期的な国語の改善が可能となった。
国語は中学受験 国語専門のみの集中指導。指導全3ヶ月 6年生の10月末から受験まで

四科の中で国語が特に不得手。偏差値30台からのご依頼。成績は緩やかに上昇し、7月のマンスリーでは初の50台を取れた。夏の「有名中入試問題集」の演習結果からも状況改善しつつあったのがうかがえた。だが弱点は依然多く本人に残っており8月のテストでは不調。努力を継続し、秋からのサピックスオープン(SO)では60台を数回取れた。それでも波は続いたので返却されたSOや過去問で弱点補強を続け、試験前日まで対策。第一志望(芝中・東海中)に合格。
SAPIX生。指導全9ヶ月 6年生の5月から受験まで

大学附属校をとのご依頼。お子様のモチベーションが不安定で親御様・家庭教師共に苦労する。晩秋になる頃には本人がようやく受験態勢になり本来の指導と充実した過去問対策を集中的に行なうことが可能となった。夏までは横ばいであったのが、四谷合不合で60台、過去問ベースの点数が上がるなどの成果があらわれ始めた。残された12~1月で徹底的に過去問対策を続けたことで、国語でも受験者平均~合格者平均がとれるようになり、当初は遠かった第二志望(明治大明治中・立教新座中)にまで手が届いた。
四谷大塚生。指導全11ヶ月 6年生の3月から受験まで

6年の夏(お盆)からのご依頼。国語が致命的な弱点となり、第一志望校(駒場東邦)への重い足かせとなっていた。
日能研偏差で40~50程度。専用のテキストを用い一から国語を立て直す状況であったが、試験まで半年もないため10月から過去問対策に移行、志望校に特化した対策を試験前日ぎりぎりまで続ける。お子様本人はもちろん、ご家庭も講師も諦めず粘り強く取り組むことで、試験日には国語で自己最高点をとれ、(お子様の復元答案から算出)合格できた。
日能研生。指導全6ヶ月 6年生の8月から受験まで
4年生の一年間は国語専門塾に通っていたが、「まったくのびなかった」との旨で5年春の段階で当方にご相談をいただく。「受験勉強が一年遅れていて、国語のテストでまったく点数がとれない」とのことであった。塾の授業についていけていなかったとみられる。
指導を開始した時の第一印象は、素直でまじめなお子様であるものの受験が不可能ではないかと頭をかかえるものであった。こうしたお子様には慣れていたつもりであったが、かなり悩んだ。4年生の基礎教材を用い、一年間の遅れを少しずつ取り戻していった。四谷大塚の週テスト(難易度のいちばん低いテスト)で30~50くらいの変動を繰り返す。
頭をかかえる難題であったのが時間配分。文章を読み、はじめのほうの設問(問1、2)のみに手をつけたところで時間切れであった。6年生の夏まで時間をかけて段階的に改善。やがて時間配分の問題はおおむね解決し、一般の受験生並みになった。その頃には当初まったく書けなかった記述が、表現はぎこちなく洗練されないものの、ずいぶん書けるようになっていた。受験の数か月前には、他の受験生も苦しむであろう難関校の難文になると点数が下がる向きはあったが、標準的な出題には対応できるようになった。四谷合不合では1回目39.6。徐々に右肩上がりに向上、4回目で48、5回目で平均に。世田谷学園に合格できた。
中学受験 国語専門のみの指導。指導全1年9ヶ月 5年生の5月末から受験まで
帰国子女のため、ほとんど受験勉強の経験がなかった。
「国語が致命的なほど弱いが…」とのご相談から始まった。2月から指導を開始し、秋の四谷合不合の頃にはひとまず45~50弱までは上がった。しかしながら、実力面で第一志望校(慶應湘南藤沢)には届かない状況。慶應の長文を読み終える頃に時間切れで歯が立たない。過去問がさらに長文化した頃で受験生泣かせであった。それでも各自諦めずに試験前日まで第一志望対策を徹底した。慶應ベースでも徐々に得点が上がり、入試本番では7~8割とれた。親御様やお子様との相性が良かったこと、授業時間数を多くいただいたこと、最後の詰めとして戦略面で実力を補完できたこと…が成功の要因と考えられる。
中学受験 国語専門を中心に小規模塾を併用。指導全11ヶ月 新6年生の2月末から受験まで

偏差値35未満からスタート。秋頃には向上の兆し。家庭教師とご両親のサポートの下、まじめに継続的に取り組んだ結果、年末年始のマンスリーおよび組分けでは偏差値50台が安定的にとれるようになった。
SAPIX生。指導全8ヶ月 4年生の6月から4年生の終わりまで

偏差値30台、困難な状況からスタート。1年間は30台後半~50台を繰り返し(4科目とも不安定)、原因の一であったケアレスミスの徹底防止を続けることで受験直前期には成績が50台に安定の兆しを見せる。さらに対策を継続、過去問に特化した対策を追加し、最終的には第一志望校(学習院中等科・暁星)に合格できた。「国語はのびないものと思っていました」との親御様談。卒業後には医学部に合格。
SAPIX生。指導全1年4ヶ月 5年生の10月から受験まで

受験1ヶ月半前の「超直前」の「超集中」受講、初回の授業は12月18日であった。第一志望校の過去問ベースで、2~3割(白紙に近い状態)→6割~7割5分に得点率が著しく向上した。2日に一度の授業に加え授業時間外の添削も行ない、お子様の決死の頑張りで第一志望(恵泉女学園)に手が届いた。
中学受験 国語専門による集中指導。指導全1ヶ月半 6年生の12月半ばから受験まで  

家庭教師のみの個別指導から受験対策をスタートし、サピックスに入塾。マンスリー、組分けテスト・オープンなどで平均偏差値70弱~強、学校別オープンでは偏差80台。サピックスの復習を徹底すると同時に、最後まで詩の読解を交えつつ、最難関校に特化した対策を行なう。第一志望校(筑駒・開成)に合格。
SAPIX生。指導全2年11ヶ月 4年生の3月から受験まで

受験3ヶ月前の直前集中受講。志望校の過去問ベースで、4~5割→6~8割に得点率が大幅に向上。前向きな心で努力できるお子様であった。直前期のため模試データは少ないが、四谷合不合ベースでは30後半→50くらいの向上であると推定できる。第二志望(恵泉女学園)まで合格できた。
早稲田アカデミー生。指導全3ヶ月 6年生の11月から受験まで

サピックス偏差で30台後半からのご依頼。5ヶ月程度の指導(夏期講習前)で50台まで上がり、その後波は出たものの補強と志望校対策を継続し、第一志望校(城北中)に合格。
SAPIX生。指導全12ヶ月 6年生の2月から受験まで

偏差値30台後半からのスタート。偏差値50前後にまで上昇。さらに指導を継続、過去問で6割5分〜8割と安定して点数が取れるようになる。国語に自信を持てるようになり、第一志望校(学習院中等科)に合格。
SAPIX生。指導全6ヶ月 6年生の8月から受験まで

帰国子女のため国語で思うように点数がとれず。平均偏差値50前後からのスタート。5ヶ月の指導(5年生の終了時点)で60超まで上昇した。
SAPIX生。指導全5ヶ月 5年生の9月から1月まで

指導当初(5年生)は記述を必ず空白で残していたが、半年以内にずいぶん改善できた。さらに指導を継続。記述を克服、国語が得意科目に。記述中心の難関校で8、9割得点できるまでに力がつき、最終的には第一志望校以上の学校(豊島岡)に合格できた。
日能研生。※国語は家庭教師のみ。指導全1年11ヶ月 5年生のはじめから受験まで

家庭教師のみの個別指導に切り替えて6年生の夏から受験対策を開始、偏差値20台からのスタートであった。四谷合不合の4回目(現在の6回目)の時点で平均がとれるまでになり、2月に向けて過去問対策に力を入れた。指導を素直に実行し、ひたむきに努力するお子様であった。第一志望校(跡見学園)に合格。
中学受験 国語専門のみによる指導。指導全7ヶ月半 6年生の6月から受験まで週2回受講

算数が得意。算数だけで勝負するタイプだったが、国語の偏差値が徐々に算数と肩を並べるようになった。平均偏差値50前後→70弱。 国語が改善されることで第二志望の渋谷教育学園幕張中まで手が届いた。
日能研生。指導全12ヶ月 6年生の2月から受験まで

記述がかなり不得手であった。早稲田アカデミーからSAPIXに転塾。指導初期には記述の空白が埋まりだす変化が見られた。最初の数か月は急激な伸びを示したわけではなかったが、次第にサピ偏差で50台に安定、時には60台が出た(指導7ヶ月目)。地道に指導継続した結果、最終的には第二志望校(巣鴨中)まで手が届いた。
SAPIX生。指導全1年7ヶ月 5年生の春から受験まで

国語が致命的に弱く、当初は偏差値向上が不可能に近いと思われたが、地道な現場指導とファクスによる添削指導により平均偏差値(四谷大塚)が45→50になった。
早稲田アカデミー生。指導全11ヶ月 5年生の間のみ受講

上記はあくまで指導の成果(=結果論)です。これらはすべて与えられた課題をきちんと実行し、一定の期間努力を続けた成果の記録です。○○ヶ月で××偏差値が上がることを保証するものではありません。その他同様例多数あり。

家庭教師にとって都合のよい例(部分的推移)だけを取り出して掲載することはしておりません。模試・定期テストの成績、過去問の点数から成績推移を線的にとらえ、親御様の声や志望校合格によって指導との因果関係に確認がとれたものです。

受講を検討される方々に誤解・錯覚を与えないためにも、二回分のテストの偏差値を単純比較し、たった〇日、〇回の指導で偏差値が20、30上がったなどの表示は控えております。部分的相違の単純比較による数字のトリックには注意が必要です。偏差値は点と点でなく、線的な推移(平均偏差値)を重視することをおすすめします。

指導を受ければどのくらいの期間でどの程度のびるのか?

績向上の度合いは、気になるところかと存じます。

これには、お子様のやる気(授業を吸収しようとする姿勢)・実行力・学年や時期・個人の能力・親御様のマネジメント力などさまざまな要素が複合します。さらには、お子様の属している母集団との関連も織り込まなければならず、一人一人のお子様がどのくらいの期間で、どのくらい偏差値がアップするのかについて正確に予知することはできません。それゆえ、統計や結果論でしかお話しすることができませんので、この点をご理解いただきますようお願い申し上げます。

統計 

統計の一部が上の項にありますのでご参照いただければと思います。

心構え

結果を求める前に、一定の期間真剣に取り組むことが大切と考えます。「どのくらいの期間でどの程度のびるのか」でなく、「結果のためにできる最善のことは何で、限られた時間に何を優先的になすべきか」を考えるようにしたいです。結果を保証してくれるならやるという方がまれにいらっしゃいますが、そろばん勘定、一方的な要求をされますご家庭はご遠慮いただいております。

6年生の受験直前期でものびるのでしょうか?

能性はございます。

一般的には「無理なことである」ととらえられがちで「国語は6年生になってからはのびない」とさえ言われることもございます。人は経験の範囲でしかものを言うことができないため、いろいろな説が飛び交うものと思われますが、以下に当方のこれまでの経験をもとにまとめてみます。

たとえば、①時間内に問題処理をする技術、②過去問から出題される知識分野を予測しその分野を集中学習する、③記述で空白を残さずに最低点をとる…などの戦略で逆転合格できたケースがございます。過去の直前生(8~9月以降指導開始)に関しては、例外なく指導成果があがっておりますが、お子様の現況と志望校のレベルに著しい乖離かいりがある場合、時間的な制限から「あらゆる面での万全な補充」は困難であるのもご理解いただければと存じます。

そうした状況であっても、授業コマを多くつめて受講、志望校の傾向に的を絞った学習をすることで受験直前の数ヵ月から猛スピードで追い上げ、第一志望に合格できたケースがございます。中には、国語の読解法・記述法を理解することで、急激なのびを示す子がいるのです。とはいえ、たとえば、ずっと勉強をさぼっていたお子様が数ヵ月で御三家に受かるほどの高度な学力を一気に身につけるのが可能と申し上げているわけではございません。また、国語の苦手な子の中でも相当な困難を抱える子も教えてまいりましたが、このような場合は根気強く、長期的にのばしていくことが必要であると考えております。

受験直前期でも可能性がある場合


・以前は点数がとれていたが、夏休みから急に成績が下がり始めた。
(成績下降の原因をつきとめることで状況改善が可能な場合がある)

・志望校に対するあきらめない熱意がある。
・素直で忠実に教わったことを実行しようとする。
 (我流を捨てられ、きわめてまじめである。伸びる子の共通点)

※単なるまじめとは違う=従順な中にも主体性や意志が見られる。→最ものびるタイプ。
・塾の指導不足が見受けられる。
・ひとつのことにねばり強く取り組める。
・文章を読むことはそれなりに好きである。
・活字に対する抵抗感はあまりない。
・ひたむき・一途である。
・集中力がある。

御三家は志望していませんが

当方は最上位~上位コースだけでなく、ミドル~基本コースの指導にも豊富な経験がございます。中学受験の国語の基本から御三家対策まで幅広く対応いたします。当方は御三家の指導実績をあげるために家庭教師業を行なっているわけではございません。夢や目標に向かってひたむきに努力するお子様、ご家庭とご縁があればと考えております。詳細は講師経歴をご覧ください。

SAPIXや日能研などの大手塾には通っていないのですが…

当方は大手塾限定の家庭教師ではなく、また、優秀な生徒さんを優遇しているわけでもございません。担当している生徒さんは、大手塾はもちろんのこと、小規模塾、個人塾、また塾に通われていないお子様など多岐にわたります。塾に通われている場合は、塾カリキュラムとのバランスを考慮しながら無理のない指導を行ないます。

遠方ですが指導可能でしょうか

横浜方面は湘南新宿ラインでアクセス良好であるなど、少々ご遠方でもお伺い可能になることがあります。総武線・東西線などもアクセス良好です。相当なご遠方だと物理的、距離的に難しい場合がございますが、可能な限りお住まいの地域を問わず意欲のある方に受講していただきたいと考えております。詳しくはお問い合わせください。

指導時間はどのくらい確保すればよいのか?

基本スタイルは週1回2時間の指導です。場合によっては(直前期からの受講開始のように追い込みをかけるとき)週2回必要なこともあります。指示事項を着実に実行できるお子様だと指導時間に比例するように前進が見られる傾向がありますので、週2回のペース(もしくは週1回の定期+不定期の追加授業というスタイル)で指導を行ないますと、その分さらに短期で力をのばすことができます。

うちの子はおとなしいです

よく反応してくれるお子様はその時々の理解度がわかりやすく授業を進めやすいのですが、おとなしめのお子様でも答案の状況や、授業中のご様子から理解度を把握することは問題なくできます。無秩序な自己主張は指導困難をきたしますが、おとなしい性格が個別授業の円滑進行の阻害要因になるわけではございませんのでご安心ください。

不定期で受講可能ですか?

たとえば、上記の6月から定期指導を始め、晩秋~初冬くらいには大幅な成績の向上が見られた実例を参考にしますと、仮に指導時間が少なかった場合、力がつきつつある過程で受験を迎えることになったと考えられます。定期受講のほうが合格の可能性が高くなるとみており、できる限り定期で受講されたほうが宜しいとのご案内を差し上げるようにしておりました。

しかしながら、上記の実例は約15年前の実績の一例であり歳月が経過して指導法をさらに工夫したことにより、より短期間での成績アップを見込めるようになっている(とはいえ、それでも指導時間が多いほうが良いのですが)ため、「うちは週1回のペースでは難しいが、どうしても」という方はお問い合わせください。

課題をこなす気がない

課題を実行しないことには指導が成り立ちません。この状況は家庭教師をつけて即、解決するものではありません。お子様に目的意識とやる気を育ててあげることがまず必要と考えます。たとえば、文化祭に足を運び、その学校が気に入った場合、大きな原動力として働くでしょう。お子様がやる気になるのをただ待つのでなく能動的なきっかけづくりが大切です。

日本語を読めるようになりたい

大変恐縮なのですが、読み書きを学ぶことそれ自体を目的とした指導ではありません。中学受験の指導ではこうしたことはすでに素地として一定の水準まで築かれているものとして指導を進めざるを得ません。お子様の将来を見据え、当方で学んでいただいたことが一生の財産になるように考えておりますが、外国人日本語学校のような語学指導を行なっているわけではありません。あくまで中学受験のための国語指導です。

塾に通わず家庭教師のみの受講でよいのか?

家庭教師などの個別指導のみに絞り込んでいく場合、注意したい部分は実戦力です。この力は塾の公開模試やテスト形式の演習授業(特に6年生になってから多くなります)で集中的に鍛えられていく部分であり、この部分を補うために公開テストなどを受ける機会を増やすことが必要です。

つまり、言語要素的な知識を身につけたり、読解の技術や考え方を学んだりすることは家庭教師の授業時間内、および作成するカリキュラムの中で可能になりますが、蓄えた力を実践的に鍛える(実力発揮する)場としては、公開テストのような集団の場が最適にちがいありません。そのため、できるだけ力試しをする実践の場を設けていただくのが望ましいということです。

(家庭教師のみの受講を希望される場合は、四谷合不合、首都圏模試、サピックスオープンを受験していただくのが必須です。)

家庭教師の直前指導では「時間配分」「問題処理」にも注力しますので、塾の公開テストとの併用で【塾テスト・公開模試での演習→結果について家庭教師とミーティング→改善→さらに演習】のように実戦力を高めていくことを目指します。

四教科の家庭教師と検討中

仮に一週間おきに2時間のペースで科目を変えて指導していった場合、国語なら国語で、月に一回2時間しか指導が行なえないことになります。各回に算数1時間、国語30分、理科30分とセットで指導していった場合も同様です。予算の都合や、四科全体の成績が低迷しているなど、やむを得ない場合もありますが、算数・理科専門、国語専門と分けて週一回各2時間家庭教師をつけるのが理想です。国語でいえば、専門の指導理論を有しない講師から月2時間程度の指導を受けるだけでは効果が見込めないのは火を見るよりも明らかです。

語句の学習しかしていない

塾からの指導で、国語があまりにもできないので語句の学習のみ行なえばよいと指示を受けていたことから、延々と語彙学習のみを続け『読解はまったくやっていない…』という趣旨のご相談を受けることがあります。特殊な指導を行なう個別塾に多いようですが、『身につけた語彙力を読解演習の中で活かす』、『実践のさなかで語彙に関心を向けながら習得する』、『知らない単語・言い回しであったとしても文脈の中で推測する力を養う』など、様々な角度から錬成特訓をすることが必要であると考えます。

『語彙力が身につくのを待って次のステップ(読解)に進む』というふうに、過程に不自然な線引きをすることには疑問符が付きます。

指導内容はこちら

お問い合わせはこちら